水道水は沸騰させて使うか?浄水器が必要なのか?調べたこと

記事公開日:
最終更新日:

Sponsored Links

事務所に「浄水器をつけよう!」という事になって、浄水器関連について軽く調べてみた事をまとめて公開しています。
私自身は水道水でも構わず飲める人間なんですが、どうも浄水器がないと「水道水がカルキくさい」だとか「水道水のトリハロメタンが有害(ガンになるかも)」という事があるらしい…という話になって調べ始めました。

水道水の残留塩素とトリハロメタンについて調べた内容

1.水道水中の塩素(カルキ)について

水道水の塩素(カルキ)のにおいぐらい我慢しろっていうのはひとまず置いておいて…ソフトウェア会社なので少しデータに沿った形で調べてみました。

以下の資料[01]より、日本国が進める「おいしい水づくり計画」の観点から塩素濃度は0.1mg/L 以上~1.0mg/L 以下の基準が設定されているらしく、水道水においては 0.4mg/L 以下 と目標が定められているのだそうです。
で、煮沸時間に対して指数関数的に残留塩素濃度は低下しますので、短時間(5分程度)の煮沸でも日本国が進める「おいしい水づくり計画」の基準には達しているということになります。
ただ、5分程度の煮沸で塩素濃度は低下しますが、次の項で説明するトリハロメタンは10分程度煮沸して濃度を下げる必要があります。
あと、塩素除去した水道水は長く保存できないので注意が必要です。

2.水道水中のトリハロメタンについて

資料[01]より、日本国が進める「おいしい水づくり計画」の観点から水道水は 0.1mg/L (0.1ppm) 以下の基準、目標値としてWHOで定められているのと同程度の 0.03mg/L (0.03ppm)となっています。
当然ながら、WHOの基準は通常の日常生活を送る場合において病気などの問題がない基準値が設定されていると思います。

3.煮沸した水道水中のトリハロメタンについて

資料[02]より、水道水を5分程煮沸すると一時的にトリハロメタンの水中濃度が上昇してしまうらしいですが、さらに沸とうを続けると蒸発して、除去することが可能なのだそうです。だいたい10分以上くらいのようです。
逆に、5分程度で煮沸を終わらせると、塩素は除去できてもトリハロメタンの濃度は高くなってしまうという事らしいです。

引用資料)
[01]http://www.pref.chiba.lg.jp/suidou/keikaku/keikaku-sakutei/documents/06_2_teigen.pdf
[02]http://www.pref.mie.lg.jp/SUISHITU/HP/15533016725.htm#zanryuenso
[03]http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kijun/dl/k26.pdf

調べた結果の感想とか

1.水道水中の塩素について

要するに、沸かし始めてから即効で塩素(カルキ)は抜けていくので、水道ひねった瞬間の水を飲みたいとか言うのでない限り、塩素(カルキ)は気にしなくても良いと思いました。
健康に害はないので、においをどう考えるか…でしょうか。

ちなみに、「ウォーターサーバー」と「浄水器」のコスパは浄水器の方が安い(下記のようにトリハロメタンと塩素除去ができる安い浄水器ってけっこうありますから)です。
夏になると水出しの麦茶とかを作る…とかの場合、浄水器は買った方が楽なのかなと思います(塩素と総トリハロメタン、その他の対策として)。
三菱ケミカル・クリンスイ 蛇口直結型浄水器 クリンスイ モノ MD101 MD101-NC

2.水道水中のトリハロメタンについて<

WHO(世界保健機構)の文献まで調べてみましたが、トリハロメタンでガンになるとかいう話は一日に水道水を何十リットルも飲まない限りは問題ないようです。
上記に書いてある水道水の目標値「WHOで定められているのと同程度の 0.03mg/L (0.03ppm)」でガンになることは恐ろしく確率が低いとWHOの文献に英語ですが書いてありました。
なので「トリハロメタンでガンになる可能性があるから浄水器買おうぜ!」とか言う業者はちょっと信用しない方が良いかもしれません。

3.煮沸した水道水中のトリハロメタンについて

「沸騰させたお湯でもトリハロメタン残るぜ!」みたいな事を言う業者さんもあるかと思いますが、上記のように役所のホームページに「10分以上沸騰させたら除去できる」とあります。
なので、正しくは「100℃に満たない温度で短時間の煮沸の場合においてはトリハロメタン残るぜ!」です。
また、トリハロメタンを構成する大部分はクロロホルムという物質で、沸点が61.2度で気化します。
従って、密閉状態でなく気化した蒸気の逃げ道をしっかりと作ってやれば、沸騰した後はトリハロメタンは再度生成されたりはしませんので大丈夫らしいです。

ただし、繰り返し言うと、一度沸騰させたお湯は塩素が飛んで保存がききませんので、そこらへんは注意する必要があると思います。

About
Amelt.net,LLCの創業者で、費用対効果の高い統合webマーケティングによりビジネスパートナーとして継続的にサポート。詳しいより。ブログの更新情報facebookページGoogle+そしてTwitter、またRSSfeedlyLINE@にてお知らせしていますのでフォローよろしくお願い致します。


Sponsored Links