windows7でマルチディスプレイ/マルチモニタを設定する方法と手順

記事公開日:
最終更新日:

This post is also available in: English-US (英語)

windows7で...と書いていますが、Windows10でも設定する方法と手順はあまり変わりありません。

デュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタとか色々な呼ばれ方がありますが...あったら楽だと思うけれども、まだ試せてない人向けにどんな感じで導入するのか等のメモです。
マルチディスプレイ/マルチモニタって必要か?と思っていましたが、今は書類の受け渡しにも紙が少なくなってきて、電子媒体で渡されることが多くなりました。
導入してから思うことは、「片方のディスプレイで何かを参考にしながら、もう片方のディスプレイで作業する」といった場合にとても便利です。

windowsキー+P

windowsキー+P

1.パソコンのグラフィックカードを調べる

まず、パソコンのグラフィックカードがデュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタに対応しているかどうか調べましょう。
お使いのパソコンの型番を特定して、メーカーのホームページなどで仕様(スペック)を確認します。

もしくは「2.パソコンに2台目のディスプレイ/モニタを接続する方法を調べる」にて説明していますが、パソコンの側面や背面に予備の映像を出力する端子(D-Sub/DVI/HDMI)があれば、グラフィックカードはデュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタに対応している可能性が高いです。

2.パソコンに2台目のディスプレイ/モニタを接続する方法を調べる

パソコンに予備のディスプレイ/モニタ用の映像を出力する端子(D-Sub/DVI/HDMI)があるかどうか調べましょう。予備の映像出力端子がない場合には、USBからD-Sub/DVI/HDMIに変換して接続する商品も売ってます。

ただし、予備のディスプレイ/モニタ用の映像を出力する端子(D-Sub/DVI/HDMI)がないということは、グラフィックカードがマルチディスプレイ/マルチモニタに対応していないかもしれないので、注意が必要です。必ずスペックを確認した方が無難だと思います。

3.2台目のディスプレイ/モニタがアナログ/デジタルのどちらに対応しているのか?

2台目のディスプレイ/モニタを用意する前に、2台目のディスプレイ/モニタはアナログかデジタルのどちらで繋ぐことができるか調べておきましょう。
アナログとデジタルの接続端子は異なります
一般的にアナログケーブルは、D-sub15ピンと呼ばれる以下のケーブルが主流です。

そして、デジタルケーブルは、HDMIケーブルと呼ばれる以下のケーブルが主流です。
パソコン側とディスプレイ/モニター側のHDMI端子は、だいたいメスなので、両方オスのHDMIケーブルで問題ないかと思います。

4.モニター用の電源を取る場所はあるか!?

2台目のディスプレイ/モニタも電源内蔵でない場合、もちろん、電源が必要となります。
電源タップが満員になっていないかチェックしておきましょう。

5.デュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタ機能のON/OFF

ここまでくればあと一息です。
2台目のディスプレイ/モニタを接続したら、設定をしてしまいましょう。例えば、デュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタ用の周辺機器(USB端子でパソコンと接続するタイプの商品など)を買った場合には、先にドライバをインストールする必要があります。

特に周辺機器など購入せずに、パソコンとデュアルディスプレイ/ディスプレイ/モニタをケーブル(D-Sub/DVI/HDMI)で繋いだだけなら設定等は必要ありません。

windows7の場合(windows8/10も同様ですが)には「windowキー + P」のショートカットで以下の画像のようにマルチディスプレイ/マルチモニタ機能のON/OFFが可能です。

便利ですね。

windowsキー+P

windowsキー+P

そして、「windowキー + P」を押した後に「コンピュータのみ」「複製」「拡張」「プロジェクターのみ」から選びます。一般的にデュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタというと「拡張」を指します。

【コンピュータのみ】-パソコンの画面のみ表示。別ディスプレイ/モニターには何も映さない。
【複製】-パソコンの画面と、別ディスプレイ/モニターに同じ画面を表示。
【拡張】-パソコンの画面と、別ディスプレイ/モニターには別々の画面を表示。
【プロジェクターのみ】-パソコンの画面には映さない。別ディスプレイ/モニターのみに画面を表示。

「拡張」を選んだあとに、2台目のディスプレイ/モニタに画面が表示されていれば良いのですが、2台目のディスプレイ/モニタに画面が表示されない場合、どこの手順が間違っているか、もしくは表示する内容がなにも無いので真っ黒になっているだけかもしれません。

その際には、再起動をかけるか、タブブラウザのタブとかデスクトップのアイコンとか、何でもいいので、ドラッグアンドドロップで画面の端を越えて、右か、上か、左か、下かに持っていってみてください。

なにか見えませんでしたか?何も表示される内容が無くて真っ黒になっている場合には、この方法で状態を確認できるかと思います。

6.マルチディスプレイ/マルチモニタの詳細設定

基本的には、ここまでの方法でマルチディスプレイ/マルチモニタ化されていると思います。
ディスプレイ/モニタの解像度や縦横などの向きを設定することも可能ですのでその内容もメモしておきます。

windows7の場合には、
デスクトップの何も無い所で右クリック>画面の解像度
で、下記の画像のような画面になります。

マルチディスプレイ/マルチモニタの設定

マルチディスプレイ/マルチモニタの設定



この画面から、解像度・向きなどを設定する事もできます。

まとめ:

デュアルディスプレイ/マルチディスプレイ/マルチモニタを使ってみようと思う動機はいろいろとあると思いますが、私の場合は作業効率を上げるためでした。「片方のディスプレイでなにか(電子書類や他の人のホームページなど)を参考にしながら、もう片方のディスプレイで作業する」といった場合にとても便利です。

ただ、マルチディスプレイでTwitterやfacebookなどのSNSの情報を流してしまうと、やっぱり集中力が途切れてしまいますので。作業効率を優先する場合には、複数のディスプレイを使用する用途を絞ったほうが良さそうです。

About
Amelt.net,LLCの創業者で、費用対効果の高い統合webマーケティングによりビジネスパートナーとして継続的にサポート。詳しいより。ブログの更新情報TwitterLinkedIn、またRSSfeedlyにてお知らせしていますのでフォローよろしくお願い致します。