【超基礎編】中小企業のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の使い方

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いざ、中小企業で新しくSNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)を使ったマーケティングを始めてみよう!…と思っても、さまざまなSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)があって、どのサービスをどのように使ったらいいのか?という相談をよく受けます。

本記事では、主要なSNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)の比較と特徴、そしてどのように中小企業でのマーケティングに活用するかの方法について簡単に書いています。

また、SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)や広告宣伝のように情報を多数の人に拡散する際には、「他社とは違う特徴」「自社の独自性」などをよく考えたコンセプト(USP=ユニーク・セリング・プロポジション)を先に定義しておくと費用対効果が抜群に違ってきます

自社のUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)の見つけ方については、過去の記事マーケティングにおけるUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)の見つけ方-その1を参考にしてみてください。

SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)はコミュニケーションツール

ビジネスにおいて、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は「マーケティングツール」というイメージが強いものですが、DMメール・ハガキなどのように一方的に情報だけ送るようなやり方でなく、双方向のコミュニケーションが可能なツールです。
人は無差別に送りつける定型文のDMメール・ハガキにはほとんど興味は持ちませんが、個々人に向けた文章や返事にはおおいに興味を持ってもらう事が可能となります。

ブログのマーケティングでの使い方

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のマーケティングは派手なPRで話題になったりするので目立ちがちですが、意外と業種によっては「企業ブログ」「企業ホームページ」が大きな効果を生むツールだったりします。
一般的にはコンテンツマーケティングと呼ばれる分野が伸びています。

また、検索エンジンからの集客という意味でも、「企業ブログ」「企業ホームページ」は影響力大です。

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは違い、長い文章によって伝えたいことがしっかりと伝えられるのが「企業ブログ」「企業ホームページ」の強みで、名刺交換したり展示会でお会いした潜在的なお客さんに対して、より自社の事を知ってもらうツールとしても最適です。

facebookのマーケティングでの使い方

facebookは実名で登録するサービスなだけあって、他のSNSと比べても、お客さんとの距離、またお客さんとその友人知人との距離が非常に近いコミュニケーションツールです。

facebookは20代の若い人よりも、30~40代あたりの年齢によく使われている傾向があります。
facebookは友達・知り合いと繋がるというサービスの特徴がありますので、人の評判や口コミが重視される業種によっては非常に有効なSNSです。

Instagramのマーケティングでの使い方

Instagramはオシャレな写真・動画を共有するサービスで、俗に言うイケてる(オシャレ、ハイセンスな)20~40代あたりの年齢によく使われている傾向があります。
facebookに買収されてからは、facebookサービスと連携できるようになったので、同時に使っている人も増えています。
利用者の傾向から明らかなように、利用者に対してハイセンスなアプローチが有効な業種(アパレル・飲食など)が特に向いています。

Twitterのマーケティングでの使い方

twitterはニュース・お知らせなど、賞味期限が早い情報をアナウンスするのに向いています。

情報の流れが非常に早い媒体ですので、不特定多数の人の中から自社に興味のある潜在的なお客さんに「見つけてもらう」といった方針が良い結果を生む場合が多いです。

また、短文で気軽にやり取りできるツールなので、企業のホームページから問い合わせフォームを通して質問するまでもない、気軽な質問などのコミュニケーションを行えることもメリットの一つです。

LinkedInのマーケティングでの使い方

LindedInはビジネスに特化したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で、個人アカウントではビジネスの人の繋がりを中心に、企業アカウントでは会社のPRや求人情報などを載せて利用する事が可能です。
ビジネスに特化しているだけあって、ビジネスに熱心で非常に優秀な方が多いコミュニティとなっています。

Slideshareのマーケティングでの使い方

Slideshareはプレゼンテーションや勉強会などのスライドを公開するサービスです。
LindedInに買収されて連携しているので、特にB2Bまのマーケティングには向いています。
イメージ的にはホワイトペーパーを少し簡単に分かりやすくして、スライドでアピールするといった感じになります。

Youtubeのマーケティングでの使い方

Google傘下の動画共有サイトで、最近ではテレビと同じ要領で閲覧できるようになりましたので、影響力は抜群にあります。
ただ、Youtubeの動画コンテンツの量と質が加速度的に増えていますので、単に動画コンテンツを公開するだけではたいして効果が無い状況となってきています。
また、目立つために高品質のコンテンツを制作するとなると結構な制作費がかかりますので、他のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)と上手に組み合わせながらPR活動を行うのがリスクの少ない良い方法かと思います。

Google+マーケティングでの使い方

Google+は2019年8月でサービス終了する予定ですので、これから使うという場合にはおすすめはしないです。
ただ、Google+はgoogleアカウントと紐付けられていますので、今後さまざまな展開が期待できますので、動向を追っておくと良いかもしれません。

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