アイデアのヒント-アイデアを出す前の心構えが大切

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著者(ジャック・フォスター)は40年近く広告業界にいて、コピーライターからキャリアをスタートし、クリエイティブ・ディレクターといて活躍した人物です。

過去記事「一生役立つ企画アイデアの出し方」で紹介しているアイデアのつくり方で有名なジェームズ・W・ヤングなどいくつかの著者の本を引用して、基本的なアイデアのつくり方のステップは同じだがアイデアをつくるための心の準備について説いている本はない(P16)と書いています。

この部分に代表されるように、本書「アイデアのヒント」は過去のアイデアに関する名著を読んで整理してまとめた上で、実務でアイデアを考える時に必要となる知識を噛み砕いて分かりやすく説明してくれている点が良い点です。

アイデアのヒント

アイデアに満ちている人とそうでない人の違いは、アイデアを思いつく先天的な能力とはほとんど関係ない場合が多い。大事なのは、アイデアを思いつくことが「できる」と信じることだ。
(p52)

上記の言葉通り、アイデアは心構えによって思いつくか思いつかないか大きく左右されるというくだりの部分は知っておくと役立ちます。
実務でアイデアを出すことを仕事にしている人の言葉だからこそ、重みがあります。

問題を言い換えてみるだけで正解への道が開け、さまざまな解決法が浮かび上がってくるものだ。
(P145)

上記の言葉は、問題を違う切り口で捉えて新しい解決のアイデアを考える手助けにもなります。
また同時に、解決する必要のない(もしくは優先度の低い)問題の解決法のアイデアを考えるという間違いを犯す事も防ぐ事ができます。

本書の残りの章も、アイデアの原理や方法よりもどちらかと言えば、アイデアを作り出す際の心構えについて書かれています。
しかし、アイデアの原理や方法・発想法などを知っていて試したとしても、心構えなしでは良いアイデアが生まれる可能性は低いと気付かされます。

アイデアを考えて企画書を書く仕事をしていて「アイデアが思いつかない」とか「アイデアの質が低い」と悩んでいる場合、もしかしたらアイデアの発想法やツールが問題ではなく、自分自身の心構えに問題があるのかもしれません。
アイデアに関する本は色々と読みましたが、本書はちょっと違った点で勉強になるのでかなりおすすめです。

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