Excel:外部接続して他のExcelの内容を取り込む方法

Published on:
Last updated:

This post is also available in: 日本語 (Japanese)

Excelを使っている際に、他のExcelファイルの内容を取り込む方法をメモ代わりとして書いています。
検索すると、同じようなニュアンスで「外部データの接続」「Excelブックの参照」などの似たような操作がありますが、本記事は、Excel(SampleFile01.xlsx)を使ってその他のExcel(SampleFile02.xlsx)の内容を参照するという内容です。
Excel2013で説明していますが、他のバージョンでも似たような方法です。

Excel(SampleFile01.xlsx)を使ってその他のExcel(SampleFile02.xlsx)を参照するという仮定で説明を進めます。

最初に、SampleFile01.xlsx を開き
データ>接続>追加 
と進んで、 SampleFile02.xlsx のデータのうち、外部接続して取り込みたいデータを選択します。

次に、SampleFile01.xlsx にて外部接続したデータを表示したいシートを表示し
データ>既存の接続>このブック内の接続
と進んで、SampleFile02.xlsx のシートを選択します。

この際に、「データの返す先を選択してください」とありますので「=$A$1」と入力すれば、セルA1より外部データが表示されます。

外部接続したデータは
データ>すべて更新(更新)
と進むことで、外部データ(SampleFile02.xlsx)の変更内容が SampleFile01.xlsx に反映されるようになります。

この際、外部データ(SampleFile02.xlsx)のファイルの名前やパスが変更されたりすると、「すべて更新」で更新することはできなくなり、再度、外部接続するExcelファイルを選択する必要があります。

関連する過去記事として「Excel:VBAで外部データ接続保持しつつデータを削除する(ClearContentsを使わない)サンプルコード」がありますので、参考にしてみてください。

About
Kuniyoshi Takemoto is the founder of Amelt.net LLC, and editor of this blog(www.amelt.net).Learn more and follow me on LinkedIn.