プログラミングを学ぶ時に最初の言語は何が良いか?

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たまに、プログラミングを勉強するのに最初に学ぶプログラミング言語は何が良いか?と聞かれたりしますので、個人的な意見を書いておこうと思います。

最初の言語はjavascriptがおすすめ

もちろん、将来的に進みたい分野や作りたいプロダクトによって勉強するべきプログラミング言語は変わってきますが、一番最初の最初はjavascriptをおすすめします。

分野によって勉強したほうがよいプログラミング言語や将来性などについては、過去の記事「web系で仕事をする時におすすめのプログラミング言語の難易度とランキング」にて書いていますので参考にしてみてください。

javascriptは以下のような点で最初に勉強する言語におすすめです。

・幅広く使われているプログラミング言語なため、サンプルコードが多い
・将来性があるプログラミング言語
・普段ブラウザで触れる関わる機会が多いため、実行のイメージが沸きやすい
・スマホアプリやWEBページ上での動作など身近な成果物が作りやすい
・初心者でも簡単に扱えるけど、極めようとすると奥が深い

最近は、パソコンに実行環境を構築する事なしにプログラミングを実行できるようなWEBサービスが出てきてまして、プログラミング(特にjavascript)を始めるのにも非常に簡単になりました。

それでも、プログラミングの基本と言われるC言語などはVisualStduioとか使ってコンパイルしなければならない手間があったり、型や配列の型そしてポインタなど、初心者の方にはハードルが高い部分が多くあります。

なので、一番最初は自分の書いたコードが簡単に動くという点がjavascriptの最大のメリットです。
子供とかに教える場合にはjavascriptも難しすぎると思いますので、Scratchとかがおすすめです。Scratchに関しては過去記事「Scratch(スクラッチ):子供(初心者)向けのプログラミング言語を試してみました」を参考にしてみてください。

プログラミングの勉強の進め方としては、javascriptで条件式(for,while,if,switch)や変数の宣言(var)、配列・連想配列、インスタンス化(new)などある程度プログラミングの雰囲気を掴んでから、他のプログラミング言語を勉強するのが良いのではないかと思います。

例えば、スマホアプリ開発したいのならJAVAかObjective-C、スマホゲーム開発ならUnityを使ってC#(javascriptでも可)、webアプリならPHPとかRubyなど

一つだけ付け加えると、制約の多い言語(C言語,C#,JAVA)は制約が多いので確かに扱いにくいですが、コード量が増えても予想外のエラーに悩まされる事は少ないです。
対して、自由度の高い言語(javascriptが典型)は制約が少ないので楽しく書けますが、コード量が増えると意味不明のエラーに悩まされる事が多々あります。

基本的にどのプログラミング言語もやってることはあんまり変わらないので、最初から気合入れてC言語とか勉強することはないと...個人的にはそう思います。

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Kuniyoshi Takemoto is the founder of Amelt.net LLC, and editor of this blog(www.amelt.net).Learn more and follow me on LinkedIn.