スタンフォード大学講義の要約:How to Start a Startup-Lecture 11 雇用/チームと文化について

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スタンフォード大学のスタートアップクラスの動画の要約です。
内容はかなり抜粋していて(50分ほどの動画なので)、個人的に印象に残った部分のみ抜き出して意訳しています。

この講義は 雇用と文化について という題名で、John Collison and Patrick Collison(founder of stripe)とBen Silbermann(Pinterest co-fuounder and CEO)が Sam Altman(CEO of Y Combinator) から質問されて答えるという形式になっています。


Sam Altmanの質問:
この講義の中で多く話すことのうちの一つは、最初の10人の従業員を雇うことについてだ。もし、それを正しく行わなければ、その会社は立て直すことは基本的にできない。
しかし、誰もその事について話さない。なので、あなた達は正しい会社の文化を得るために最初の10人の従業員を雇う時に何を探していたのか?どのように見つけたのか?

Ben Silbermann:
この答えは会社によって異なるだろう。―(中略)―私は文化に関する本を全て読んだ、なぜなら何かについて知らない時に私が最初に行うことはそれに関することを読む事だからだ。―(中略)―私たちが最初の従業員を雇う時に私たちは私達自身に似た人を雇った。私たちは人を雇うに際して価値を感じる3つか4つの特徴を探した。それは、ハードに働く人・高い整合性を持っている人・エゴが強くない人・クリエイティブな人・強い好奇心を持っている人。

Sam Altmanの質問:
この人は本当に良い従業員になるかどうかを識別するために何か特別なことをしたのか?

Ben Silbermann:
協力して仕事をするまでは100%分からないだろう。

John Collison:
雇用する人の才能を識別する時にしなければならない事の一つは、インタビューによってあなたの下で働くという事の確信を持つことだと思う。

Patrick Collison:
最初の10人の従業員を雇うのに特に必要な戦術は、雇う前に可能な限り一緒に働く時間を作ることだ。

Sam Altmanの質問:
最初の従業員を雇ったあと、すぐに効果的な仕事ができる為と企業文化に馴染んでもらう為に何をしたのか?

Ben Silbermann:
この答えは、会社の規模が大きくなるに連れて変化してきた。
最初スタートしたての時はかなり前から人手が必要だったので、彼らへの要求は―「コンピューターがここにある」そして「開発環境は整えている」「心配するな、この問題は一緒に解決していかなければならないものだ」といった事だ。
―(中略)―会社が成長すると、問題は少し儀式めいてくると思う。入社してから最初のインタビューそして入社30日後を通して、従業員がどのように見えるかに対して考えることに多くの時間を費やし、絶えず精錬するのに努力することとなる。―彼らは他の人の名前を知っているか?彼らのマネージャーが誰なのか知っているのか?彼らのチームに馴染んでいるか?―(中略)―などだ。

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Kuniyoshi Takemoto is the founder of Amelt.net LLC, and editor of this blog(www.amelt.net).Learn more and follow me on LinkedIn.