スタンフォード大学講義の要約:How to Start a Startup-Lecture 9 資金調達の方法

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スタンフォード大学のスタートアップクラスの動画の要約です。
内容はかなり抜粋していて(50分ほどの動画なので)、個人的に印象に残った部分のみ抜き出して意訳しています。

この講義は 3人のスピーカーが資金調達の方法という題名で担当しています。

Marc Andreessen: Founder of Netscape and Andreessen Horowitz(モザイクやネットスケープのブラウザの開発者の一人)
Ron Conway: Founder of SV Angel(エンジェル投資家で初期のGoogleやPaypalに投資)
Parker Conrad:Founder of Zenefits.(人事管理のクラウドサービスを提供する会社)

質問:創業会社に投資するのに何が決め手となるのか?

Ron Conway:
たくさんの特徴に沿って投資するかしないかを判断している。
・リーダー気質の人か?
・プロダクトに正当に集中して取り組んでいるか?
・プロダクトを作る際に何に触発されたのか?(ファウンダーの個人的問題を解決するプロダクトが望ましい)
・コミュニケーションスキル

Ron Conway:
可能な限りブートストラップで起業した方が良い。

ブートストラップ/ブートストラッピングとは、外部の資金に頼らずに起業する方法。Ron Conway はエンジェル投資家です。

Marc Andreessen:
スタートアップを経営していくことに比べたら、資金調達は最も簡単なことだ。

Marc Andreeseen:
創業間もないスタートアップは長いリストのリスクに溢れている。私がいつも資金調達する時に考えるのは―リスクのレイヤーを剥がしていくことだ。

要するにステージごと資金調達することのイメージは、創業期のリスクを失くしていくこと。
創業期のリスクを失くしていくことの例えが、長いリストを消していく事やリスクのレイヤーを剥がしていく事という意味(だと思います)。
リスクというのは、創業チームの存続リスクやプロダクトが受け入れられるかどうかのリスクなど。

Ron Conway:
会社をはじめる時、あなたと同じかもしくは優秀な人間を共同創業者にしなければならない。そのようにすれば、成功のチャンスは天文学的に増えるだろう。

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Kuniyoshi Takemoto is the founder of Amelt.net LLC, and editor of this blog(www.amelt.net).Learn more and follow me on LinkedIn.