スタンフォード大学講義の要約:How to Start a Startup-Lecture 3 by Paul Graham :要約

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スタンフォード大学のスタートアップクラスの動画の要約です。
内容はかなり抜粋していて(50分ほどの動画なので)、個人的に印象に残った部分のみ抜き出して意訳しています。

この講義は Paul Graham(Y Combinatorを創立者の一人) が担当しています。

パートナー(この場合ベンチャーキャピタル)のアドバイスは良く聞いたほうがいい。

スタートアップで成功するためには、ビジネスについてではなく自社のユーザーについての詳しい知識が必要となる。

スタートアップ初心者は投資家を説得するトリックを知りたがるが―投資家を説得する最良の方法は成長しているスタートアップを立ち上げること。そして、投資家にスタートアップの事業の内容を単純に伝えれば良い。

もし一度スタートアップを立ち上げたら、想像している以上に時間を取られるかもしれない。

要するに、彼は学生起業はおすすめしないと発言しています。理由は一度スタートアップを立ち上げると想像以上に精一杯走り続けないといけないので、学生の間しかできないことができなくなるから...といった趣旨です。
また、スタートアップが成功したとしても走り続けなければいけない...とも。

もし大学でフランス語を学びたいのなら、大学は言語学を教えてくれる
大学ではスタートアップについて教えているように見えるが...―(中略)―スタートアップの立ち上げにおいて知る必要があるのは、自身の製品・サービスのユーザーについてだ。
それは実際にスタートアップを立ち上げるまでは学ぶことはできない。

スタートアップのアイデアを考える方法は、スタートアップのアイデアとして考えようとしないことだ。このことについては私は自分のエッセイで書いているのでここでは繰り返さない。
しかし、簡単にだけ紹介すると…スタートアップのアイデアを意識的に考えようとするならば、ただひどい・悪いと思うアイデアだけでなく、バッドアイデアともっともらしいアイデアの境目にあるようなアイデアを考えることだ。

ポール・グラハムはエッセイも書いていて「ハッカーと画家」「スタートアップの始め方」とか有名です。日本語訳をしてくれているサイト様がありますので、興味があったらご覧になってみてください。

naoya_t:ポール・グレアムのエッセイと和訳一覧

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Kuniyoshi Takemoto is the founder of Amelt.net LLC, and editor of this blog(www.amelt.net).Learn more and follow me on LinkedIn.