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スタンフォード大学講義の要約:How to Start a Startup-Lecture 13 素晴らしい起業家になるには?

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スタンフォード大学のスタートアップクラスの動画の要約です。
内容はかなり抜粋していて(50分ほどの動画なので)、個人的に印象に残った部分のみ抜き出して意訳しています。

この講義は 素晴らしい起業家になるには? という題名で、Reid Hoffman(founder of LinkedIn)が担当しています。
この講義はスライドが話している話題のそれぞれの題名になっていますので、ぜひスライド(スライドへのリンク)もご覧ください。


素晴らしい起業家とは何かについての認識から始めよう、起業家というとスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツのような人を創造しがちだ。そしてスーパーマンやスーパーウーマンのような存在を起業家に対してイメージする。―(中略)―しかし現実は、起業家というのはさまざまな頭痛の種に対処している人のことで、誰にも全般的に助けられない。

スーパー起業家の迷信を打破する為の方法の一つは、ソロ(1人)の起業家よりもたいてい2・3人の人間がチームにいることがベストだと思う。ソロ(1人)の起業家が上手くやれないと言っているわけではない。

ロケーションというのは、素晴らしい起業家になるかどうか考える時に頭に浮かぶことの一つだ。素晴らしい起業家がやっていることは、彼らのタスクにとって非常に必要なネットワークを探すことだからだ。

自分で仕事をするべきか?それとも人を雇って任せるべきか?―これに対する古典的な答えは、実は両方するべきだというものだ。しかも実際には両方するべきだというだけでなく、時々一つの事柄を100%でする必要があるというものだ―(中略)―素晴らしい起業家になる方法について考え始める時、明からなパラドックスへと導かれる。

もう一つ私がよく話す事、それは柔軟でもあり粘り強くもあるということだ。この理由は、起業家は危機的な問題に対してしばしばアドバイスをもらう。人々が考えている事そして今まで通りのやり方に対して逆張りのビジョンを持っていることに気付くだろう。困難な時を乗り越えて、(ビジョンへと)たどり着くだろう。

柔軟でもあり、粘り強くもある必要があるということ。逆張りのくだりは、ピーター・ティールの「世の中の大多数の人がfalseとするけれども、自分の中でtrueとなるものは何か?」と同じニュアンスです。
ピーター・ティールの講義については別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
ゼロ・トゥ・ワン by ピーター・ティール:要約とレビュー

スタンフォード大学講義の要約:How to Start a Startup-Lecture 5 by ピーター・ティール

実際には、起業家はかなり多様だ。彼らはそれぞれの違った領域で非常に有能だ、なぜなら色々な種類の会社があるからだ。違った種類の問題があり、その問題を彼らは解決しようとしている。