歯のクリーニング(PMTC)の保険適用・費用・手順などのまとめ

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審美歯科さんにマーケティングのコンサルティングをしていた時に調べた資料のメモを記事として整形し公開しています。そのため、若干文章が堅めです。

歯のクリーニング(PMTC)に健康保険は適用されるのか

基本的には、歯のクリーニング(PMTC)には健康保険は適用されません。
健康保険は歯周病や虫歯などの「病気」に対して適用されるもので、歯のクリーニング(PMTC)は病気の「予防」にあたるからです。

しかし、日本人のほとんどの人は虫歯か歯周病になっていると言われていますので、健康保険が適用される場合が多いようです。

歯のクリーニング(PMTC)を行う前に、健康保険を適用して治療できるかどうか歯科医師に相談してみると良いかもしれません。

歯のクリーニング(PMTC)の費用

健康保険が適用された場合の料金の相場はおおよそ2000~5000円くらいです。
歯科医院によって治療内容やアフターケアが違いますので、カウンセリングの時にしっかり聞いておいてください。

クリーニング(PMTC)とは

クリーニング(PMTC)とはプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科医師や歯科衛生士が歯の表面、歯の隙間や裏などの着色汚れ(ステイン)・歯垢(プラーク)・バイオフィルム・歯石などを専用の機器や道具を使って清掃して、仕上げにフッ素などを塗り、虫歯や知覚過敏の予防を行ないます。

家での歯磨きでは歯の汚れを完璧に掃除するのは難しく、どうしても歯垢(プラーク)などの汚れが溜まってしまいます。

また、歯垢は歯ブラシで掃除することができますが、歯垢は数日から数週間で歯石に代わり、歯石に代わってしまうと歯ブラシではとることができません。
口の中に歯垢や歯石が増えると細菌が繁殖しやすい状況になり、虫歯や歯周病・口臭の原因になってしまいます。

そのため、定期的にクリーニング(PMTC)を受ける事によって、たまった歯垢や歯石を除去し、虫歯・歯周病・口臭の予防を行う事が大切なのだそうです。

ホワイトニングとクリーニング(PMTC)の違い

ホワイトニングとクリーニング(PMTC)の違いは、簡単に言うと歯の表面についた着色を除去するのか、歯の表面(エナメル質)に染込んだ着色を漂白するのかの違いだといえます。

クリーニング(PMTC)は歯の表面についた歯垢や歯石・ステインなどの着色汚れを除去して虫歯や歯周病・口臭を予防する目的で行なわれます。

それに対して、ホワイトニングはクリーニング(PMTC)では取れない歯の表面(エナメル質)に浸透した着色汚れを漂白し、歯を白くする事が目的で行なわれます。

ホワイトニングの詳しい内容については、別の記事[ホームホワイトニングの料金や手順と注意点のまとめ]を参考にしてみてください。

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クリーニング(PMTC)の流れ

一般的なクリーニング(PMTC)の治療の流れです。

カウンセリング

口の中を診察して虫歯や歯周病などがないかをチェックします。
また、歯垢染色液などを使って口の中の歯垢(プラーク)の状態を明らかにして、日々の歯磨きで磨けていない場所をチェックしたりしてくれる歯科医院もあります。

歯の歯垢・歯石・ステインの除去

専用の器具や機材(スケーラー)を使って、歯の表面や隙間などの歯垢や歯石、ステインなどを清掃し取り除きます。

歯の研磨(ポリッシング)

専用の器具と研磨剤(フッ素が配合されている場合が多い)を使って、歯と歯の間や表面を1本ずつ磨いていきます。

クリーニング(PMTC)仕上げ

口の中を洗い、虫歯や歯周病、知覚過敏などの予防のためにフッ素を塗ります。

フッ素の効果については、別の記事[フッ素と歯の関係のまとめ]を参考にしてみてください。

アフターケア

定期的に通院して歯垢や歯石の状態、虫歯や歯周病などがないかをチェックし、予防のためにクリーニング(PMTC)を行ないます。

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