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審美歯科さんにマーケティングのコンサルティングをしていた時に調べた資料のメモを記事として整形し公開しています。そのため、若干文章が堅めです。
Contents
オーラルケア商品の効果とまとめ
歯ブラシ
さまざまなオーラルケア商品が出ていても、やはり基本は歯ブラシによる歯磨きが大切なのだそうです。
理由は、歯ブラシによる歯磨きは、歯垢を取り除くという目的の他に、歯茎のマッサージの意味合いもあるからです。
なので、歯と歯茎の間を、歯ブラシをナナメにしたりして歯ブラシで丁寧に磨くことが重要です。
歯茎のマッサージは、歯茎の血行を促進し歯周病の予防などに効果があります。
歯ブラシの選び方
歯ブラシを選ぶ基準は、自分が使いやすい事・歯の奥や隅っこまでしっかり磨ける事が重要です。また、堅いめの歯ブラシか、柔らかいめの歯ブラシのどちらが良いというのはありませんが、一般的に歯科医院では柔らかいめの歯ブラシを薦める場合が多いそうです。
理由は、柔らかいめの歯ブラシでも十分歯垢は落とせるということと、歯茎に傷がつかないようにするためです。
歯ブラシは2,3ヶ月に1回の頻度で変える必要があり、毛先の広がりが早い人などは1ヶ月に1本歯ブラシを買い換えるくらいが良いそうです。
電動歯ブラシ
音波などの振動の力によって、歯に軽く当てるだけで歯と歯茎の間などの汚れを手で磨く場合よりも綺麗に磨けるそうです。
また、歯茎にも程よいマッサージ効果を与えるので、歯茎の調子がよくなったという人が多いそうです。
ただし、電動で便利であるが故に「隅々まで磨けていない磨き残しが多い」というパターンと「歯を磨きすぎる」というパターンには注意が必要です。
自分の性格にあった商品を選ぶことが重要です。
歯間ブラシ(糸ようじなど)
歯ブラシが届きにくい歯と歯の間の歯垢や食べかすなどを取るのに適しています。特に歯と歯の間には歯垢がたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になってしまうので、歯間ブラシは効果的なのだそうです。
デンタルフロス
歯間ブラシ(糸ようじ)と同じく、歯ブラシでは取る事の出来ない歯と歯の隙間の汚れを取る事ができます。
ただ、歯間ブラシ(糸ようじ)と比べると慣れないうちは多少使いづらいという欠点がありますが、歯間ブラシ(糸ようじ)よりも経済的で汚れが取りやすいというメリットがあるようです。
舌ブラシ(タンブラシ・タンクリーナー)
舌の表面には舌苔(ぜったい)と呼ばれる細菌やその代謝物、食べかすなどが集まってできる白いコケ状のものがたまります。舌苔(ぜったい)は口臭の原因となるので、舌ブラシ(タンブラシ・タンクリーナー)で程よく取り除くのが良いそうです。
また、舌の細胞はかなり繊細なので、歯ブラシで舌を磨くことは軽く磨くだけでもNGです。舌の細胞を傷つけてしまうと細胞が死んでしまい、逆に口臭の原因となってしまいます。
舌ブラシ W-1 (ダブルワン) (色はおまかせ)
口腔洗浄器
機械による水流の力で歯並びが悪い歯の隙間や、義歯などの間、歯ブラシが届きにくい歯の隙間などを洗浄する事ができます。水流により歯茎がマッサージされ、歯茎の状態もよくなる効果があるそうです。
デンタルリンス(洗口液)
細菌が繁殖しやすい歯と歯の間などを殺菌・消毒して、虫歯や歯周病・口臭などの予防を行ないます。また、寝る前に使用すると翌朝起きた時の口のネバネバ感なども解消されるそうです。
ただし、デンタルリンス(洗口液)で歯の問題が全て解決できるわけではありませんので、基本は歯ブラシなどの後に補助として使うのが良いそうです。
歯垢染色液
歯についた歯垢を染め出すための薬剤です。歯垢染色液を使うと歯磨きで磨けていない部分がよく分かるので、普段の歯磨きのチェックをする事ができます。
歯科医院などでも歯磨きの指導のために使用するところもあります。