個人事業主向けクラウド会計ソフトの比較検討をしてみました

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本記事は、個人事業主におすすめの無料(フリー)で使い始めることのできるクラウドの会計ソフトの紹介をしています。

法人向けクラウド会計ソフトの記事も書いてますので、法人の方は以下の記事を参考にしてみてください。
自社のために小規模法人向けクラウド会計ソフトの比較検討をしてみました

従来のパッケージソフト「やよいの青色申告」との比較

個人事業主の場合、青色申告制度を使うことになると思います。
税理士の先生とやり取りする時に便利なのは、やはりクラウド会計ソフトではなくパソコンにインストールする形のパッケージソフトとなります。あまり税理士さんがクラウドに強くなかったりするからですね。

パッケージ型の会計ソフトのシェアが大きいのは、よく耳にされると思いますが弥生会計です。弥生会計は使い慣れている人が多いので、税理士さんに任せたり、経理などを雇うことを考えた時にも有利です。

個人事業主向けのパッケージの場合、やよいの青色申告はAmazonで10000円程。毎月のコストに換算するとおよそ830円/月くらいです。

やよいの青色申告 19 【最新】 新元号・消費税法改正対応| パッケージ版

クラウド会計ソフトの比較

パッケージ型の会計ソフトに対してクラウド会計ソフトのメリットは、他のネット系のサービス(カード型決済システム、ネットショップやECサイト、クラウドソーシング)と連係して自動で会計処理できたりする点です。

また、ネット銀行やクレジットカードの利用明細が(サービス連係すれば)自動で会計処理できたりする点もメリットです。
個人事業主向けのクラウド会計ソフトは、やよいの青色申告 オンラインMFクラウド確定申告(マネーフォワード)freee(フリー)の3強なので、3つのサービスの比較となります。

ただクラウド会計サービスは安いイメージがありますが、無料版ではけっこう制約があるのに加えて有料版だと年間で10000円くらいのコストはかかります。
結果、安定的な人気の弥生会計とあんまり変わらないくらいのコストになります。

やよいの青色申告 オンライン

[個人事業・中小企業向け]

弥生会計は言うまでもなく、会計ソフトの中ではトップシェアですから、思いつく限りでも以下のようなメリットがあります。

  • 弥生会計(パッケージ版)と連携しやすい
  • 弥生会計(パッケージ版)に慣れている税理士さんが多い
  • 安心感がある(ノウハウもあるでしょう)
  • サポート体制がしっかりしている(パッケージ版からクラウド化してますので)

マネーフォワード、freee(フリー)と比較してみても、やはり安心感と使いやすさ・サポート体制の万全さは圧倒的です。さすがトップシェアといった印象です。
あまりIT強くない企業や、日常業務が忙しくて会計ソフトの使い方で手間は取られたくないといった企業には最適なのかなと思います。

個人事業主向け(やよいの青色申告 オンライン)

法人向けと違い個人事業主さん向けはかなり条件が良く、「全ての機能が1年間無料でお試し!」(確定申告書も無料で作成できる)らしいです。
次年度からは有料で年間8,000円(税抜)なので、月額換算で700円程(税抜)となり、マネーフォワードやfreee(フリー)などのクラウド会計ソフトより費用の面ではコスパに優れています。
また、e-Taxに取り込める申告データを作成できるようで、これはなかなか便利なんじゃないでしょうか。

MFクラウド確定申告

[個人事業・中小企業向け]

個人向けの家計簿クラウドサービスなどから始まっているマネーフォワードが運営しているので、ユーザーの使いやすさが競合と比較してよい感じです。
個人事業主向けは「MFクラウド確定申告」というサービス名でリリースされています。

銀行・クレジットカード情報を登録し金融機関と連携させて、取引のデータを自動取得し仕訳してくれるというのが特徴でおすすめです。また、POSレジアプリや楽天スマートペイ・Square (スクエア)などの決済サービスなどにも連携しています。

インターネット系でのビジネスならば、ほとんどの取引はネットバンクやネット決済で取引しているかと思いますので、自動取得し仕訳してくれるのは相当好感度高いです。
会計処理の中でもスクエアなどのカード型決済システム、ネットショップやECサイト、クラウドソーシングなどを利用している比重が大きい場合には非常に楽になると思います。

個人事業主向け・法人向けの場合も、弥生会計よりは費用が安いので「自動取得・仕訳機能」をどのくらい良いかと思うかではないでしょうか。次に紹介している、freee(フリー)よりも対応金融機関は多いです。

ちなみに、マネーフォワードはマネックス系(証券会社)の会社が出資していますので、金融系には強いはずなので将来的には有望だろうと推測できます。

個人事業主向け(MFクラウド確定申告)

無料プランの範囲は例えば「仕訳登録数が月間50件まで」などですが、ほとんどの場合は超えてしまうでしょう。
なので、有料で800円/月はほぼかかると考えたほうがいいかもしれませんが、あまり仕訳件数が大量でない状況ならば他の会計サービスに乗り換えるのも簡単なので試してみる価値はあるかなと思います。記事を書いている時点では、有料プランは30日間無料で試すことができます。
有料プランでは仕訳データのエクスポートが可能になることが大きいと思います。

freee(フリー)

[個人事業・中小企業向け]

MFクラウド確定申告(マネーフォワード)と比較されることの多いfreee(フリー)です。

前に紹介したマネーフォワードと同様に、銀行・クレジットカード情報を登録して連携することで全自動で仕訳ができるのが特徴でおすすめです。マネーフォワードよりも対応金融機関は少ない(記事書いている時点では)ので、使う前には自社がよく使う金融機関が対応しているのかは要チェックです。freee(フリー)はどちらかというと、マネーフォワードよりかは中小企業をターゲットにしている感じが強い印象を受けます。

ちなみに、freee(フリー)は元Googleの方が創業しています。Googleといってもエンジニアではなくマーケター出身の方のようですので、将来的には他社と提携するとか積極的に進めていくのではないだろうかと予測しています。

Google出身の方が起業したのが関係しているがどうか分かりませんが、非常にGoogleっぽい、一つのサービスから他のサービスと連係していく感じのサービスです。例えば、会計ソフトから給与計算・給与明細・所得税・年末調整を行えるようなサービス内容となっている所とか。

また、従来の会計ソフトとは違った独自の使い方になっていたりするのが特徴です。これもGoogleっぽいです。
独自の使い方のシステムというのは慣れるまでは大変ですが、逆に何も知識がない状態の時であれば便利な場合が多いです。サービスを提供する側からすると、従来型の使いやすさを捨ててでも新しいシステムに挑戦しているという事ですので。

個人事業主向け

最大30日間の無料お試し期間があります。有料の場合は980円/月から始められるプランがあります。
会計ソフトは使ってみて分かることが多いので、無料期間の間に、先に紹介したマネーフォワードと比較するのが良いかと思います。980円/月のプランでも「所得税の確定申告書」「青色申告決算書」の作成には対応しているようです。

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